令和7年7月~9月度 広川町景況調査の分析結果について

広川町商工会では、町内5業種・50者を対象に四半期ごとに景況調査実施し分析をしています。
以下、令和7年7月-9月の調査分析結果について報告します。

今期(令和7年7月〜9月)の景況調査の結果は、全体としては、売上高は0.0ポイント、資金繰りは-6.0ポイント、採算は-12.0ポイントで、前期(令和7年4月〜6月)の調査と比較して売上高、資金繰り、採算のすべてのDI値で悪化した。これは、前期の大幅改善の反動による一時的な下振れとも言える。
業種ごとでは、売上高は製造業が30.0ポイント、小売業が15.0ポイントの増加で、サービス業が33.3ポイント、建設業が-25.0ポイントの減少であった。
資金繰りは製造業が10.0ポイント、小売業が5.0ポイントの好転で、サービス業が-33.3ポイント、建設業が12.5ポイントの悪化であった。
採算は小売業が5.0ポイントの好転で、サービス業が-33.3ポイント、製造業が-20.0ポイント、建設業が12.5ポイントの悪化であった。
売上高、資金繰り、採算すべてにおいて、サービス業の悪化の割合が大きかった。
来期(令和7年10月〜12月)の見通しは、全体としては、売上高が6.0ポイント、資金繰りが0.0ポイント、採算が2.0ポイントで、今期の結果と比較するといずれも好転の見通しである。特に、製造業は、売上高、資金繰り、採算のいずれも好転の割合が大きかった。
今期の業況に関しては、全体では、「ふつう」と回答した事業者が最も多く、次いで「悪い」が多かった。従業員数に関しては、全体では、「適正」と回答した事業者が最も多く、次いで「不足」が多かった。